私はクノッソス石鹸を扱うまで石鹸にミルクを入れる発想がありませんでした。一方、「お風呂に牛乳を入れる」話は聞いたことがありました。でも、食べ物をそんな用途に使うことに抵抗があり、もったいなくてとてもできなかったです。調べてみると、牛乳に含まれる乳脂成分には肌の表面に膜を作り熱の放出を抑える働きがあるようで、牛乳風呂は30分浸かるだけで体を温め冷えにくくしてくれるとのこと。これからの季節、冷え症に悩まされている方にとっては朗報です。また、牛乳風呂は、体臭を抑えたり、牛乳に含まれるタンバク質が髪や肌に栄養を与え、新陳代謝を上げる効果などもあるようです。実際、牛乳風呂といっても、湯船に入れる牛乳は500ミリリットルか1リットル、つまりスーパーで売られている牛乳1パック程度のようです。確かに、たくさん入れるのはもったいないだけでなく、牛乳をたくさん入れることでお風呂の水にどろっとした感じがでてしまっては、さっぱりお風呂に浸かることなどできません。ただ、そこで感じたのは、牛乳は少し入っていただけでも、意外と効果が高いということです。日本でも牛乳石鹸が販売されており、牛乳石鹸は泡立ちがマイルドで肌にやさしいと聞きます。また、牛乳に含まれている乳脂成分が肌の表面に膜を作り、熱の放出を抑える働きがあるようです。実際、牛乳石鹸を使った後、気持ち、体がほかほかします。
クノッソス石鹸にもミルキー石鹸があります。牛乳ではなく、ロバのミルクですが、それでも、同じような効果が期待できます。香りはミルク独自の香りなのか単に石鹸の香りなのか分からないですが、やわらかな香りがします。そして泡立ちはマイルドで、使った後は肌がすべすべします。冬場などは、気持ち、他の石鹸より体がほかほかします。